家具作りにおすすめの木材

ダイニングテーブルにはオーク、メープル、ウォールナット。椅子にはアッシュかオークが向いています。椅子の接合部には横方向の力がかかり、柔らかい木材では緩みやすいためです。塗装するキャビネットにはポプラ、木目を見せる仕上げならチェリーかホワイトオーク。失敗も覚悟の初挑戦ならパインがおすすめです。このガイドでは、こうした定番の選び方と、例外になるケースを紹介します。
テーブル:天板には傷に強い木材を
天板には食器や鍵、宿題の道具、熱いカップが置かれます。レッドオーク(ヤンカ硬さ1290)とハードメープル(1450)は日常の傷に強く、幅広い板を接ぎ合わせても反りにくい木材です。ウォールナットは高価ですが加工しやすく、シンプルなデザインでも目を引く家具になります。へこみも味わいとして楽しめるなら、素朴な雰囲気のパインも選択肢。ただし、へこみはすぐに付きます。
椅子:細い部材にも強さが必要
椅子の部材は細く、座るたびに後ろ脚にはてこのような力がかかります。定番はアッシュ。木目に沿った強度が高く、適度なしなりがあり、蒸し曲げにも向いています。オークも同様に適しています。ポプラとパインは避けましょう。3/4インチのパイン材の背もたれの棒は、寄りかかった拍子に折れかねません。
キャビネットと本棚の木材選び
塗装するキャビネットには、安価で寸法が安定し、塗装面を滑らかに仕上げやすいポプラかソフトメープル。木目を見せるなら、チェリーやホワイトオークは価格に見合う選択です。本体を合板、前面の枠を無垢の広葉樹材にすれば、全面に無垢材を使うより費用を抑えつつ安定性も確保できます。無垢のパイン材の本棚は、30インチを超える棚板にハードカバーをぎっしり並べるとたわみがち。オークやメープルならたわみを抑えられます。
作りたい家具に合う木材を選ぶ
LasWoodの製作ガイドでは、椅子やテーブル、キャビネットなど、作る家具に合う樹種を紹介しています。樹種の識別情報には、硬さや伸縮、仕上げのポイントも掲載。材木店で木材が単に"広葉樹材"と表示されているときにも役立ちます。写真を1枚撮れば、お買い得なソフトメープルなのか、割高なポプラなのかを見分けられます。製材から仕上げまで、その先の工程は専門家による動画ライブラリで学べます。

よくある疑問
本格的な家具を安く作るなら、どの広葉樹材がおすすめ?
塗装する家具にはポプラ、木目を見せる仕上げにはレッドオークがおすすめです。レッドオークは米国の材木店で手に入る家具・キャビネット向けの広葉樹材の中でも比較的安価で、着色や接合もしやすい木材です。
初心者でも木材の伸縮を考慮する必要はある?
はい。幅が約6インチを超える部材では特に重要です。無垢材の板は湿度によって木目を横切る方向に伸縮します。枠には動く余地を残し、天板は長穴付き金具や8の字金具で固定しましょう。


